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タイプ |
特徴 |
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刺すように痛む
(血瘀) |
いつも同じ場所が痛む
運動時、夜間に悪化
ズキズキ、チクチク痛む
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吐き気がある
(痰濁) |
吐き気、嘔吐
食欲不振
しめつけられる痛み
頭が重く痛む
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張るように痛む
(肝鬱気滞) |
ストレスで悪化する
疲労感
頭がふらつく
顔色が悪い |
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めまいがする
(肝陽) |
耳鳴り、ふらつき
イライラ
怒りっぽい
目の充血 |
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刺すように痛む人の養生 |
いつも同じような場所が刺すように痛むのは、血が滞って気血の流れが悪くなるために起こる痛みです。原因に、打撲やむちうちなどによる内出血や、ほかの病気がある場合もあります。運動したときや、夜間に痛みが増します。全身の血の巡りをよくすることが大切。また、ツボを押したり、蒸しタオルで温めたりして、頭部の血の流れをよくすることで、痛みが解消されます。頭を冷やすと悪化することがあるので注意。
◇ツボ
頭全体の、押して痛むところが、頭痛に効くツボ。
これを阿是穴といいます。また、三陰交も血の
流れをよくし、頭痛を鎮める効果があります。 |
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◇オススメの食材
気血の流れをよくする働きのある食材を選びます。とくに酢は循環アップに効果的。毎日の料理に活用しましょう。そのほか、油菜、にんにく、くわい、サンザシなどもおすすめです。
吐き気がある人の養生 |
頭痛に吐き気や嘔吐、食欲不振などをともなうのは、痰濁による頭痛です。胃がムカムカして、頭がぼんやりし、めまいを起こすこともあります。布で巻かれてしめつけられているかのように痛みます。胃腸の機能が低下して水湿が停滞し、体内で痰と呼ばれる不要物に変わって痛みを引き起こします。食生活の乱れや飲酒、また過労やストレスなども原因になります。食事の内容を見直して、胃腸機能を回復させ、体内の体液の巡りを改善しましょう。
◇ツボ
胃腸の機能を高める効果のある陰陵泉を
刺激して、頭痛を和らげましょう。また、豊隆の
ツボには、痰をとりのぞく作用があります。 |
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◇オススメの食材
体内の体液の巡りをよくして痰をとりのぞく作用のある食材を選びましょう。あずき、緑豆、はすの葉、こんぶなどが適しています。
張るように痛む人の養生 |
精神的なストレスがかかったときに頭が張るように痛むのは、ストレスによって肝が気を巡らせる機能が失調しているのが原因です。痛む場所はあまり限定されません。疲れや睡眠不足なども、頭痛を引き起こすきっかけになります。いったんよくなっても、すぐにまた、ちょっとしたきっかけで痛みが再発するのが特徴です。なるべくストレスをためないように心がけ、全身の気の巡りをよくしましょう。
◇ツボ
足にある太衝は、肝につながるツボ。肝の働きを
ととのえて気の巡りを改善し、頭痛やめまいなどを
鎮めます。また陽陵泉も、肝の気の流れをよくする
効果があります。 |
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◇オススメの食材
そば、油菜、にんにく、だいこん、みかんなど気の巡りをよくする作用のある食材を選んで食べましょう。
めまいがする人の養生 |
めまいや耳鳴り、ふらつきなどをともなう頭痛は、肝に熱がこもって、抑えきれなくなった肝の陽気が上にのぼってきているために起こります。側頭部が張るように痛むのが特徴。怒りっぽくイライラして、目が充血します。上半身が興奮状態にあるのとは反対に、下半身に力がなくなったり、腰が重くだるくなったりします。精神的なストレスや、怒り、悩みごと、興奮などをなるべく避け、肝陽を抑えましょう。
◇ツボ
風池は体の上部に偏った陽気をととのえて、
頭痛を和らげます。百江のツボも同時に押すと
効果的。太衝もおすすめです。 |
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◇オススメの食材
肝陽を抑える作用のある食材や、肝の血を補う作用のある食材を選んで食べましょう。セロリやトマト、いか、きくらげなど。また、菊花にも同様の効果があります。
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