|
タイプ |
特徴 |
|
梅雨から食欲が低下
(湿困脾胃) |
夏中体調が悪い
体がだるい
胃腸が弱い
夏やせする
足がむくむ |
|
秋に疲れが出る
(気陰両虚) |
夏の間は元気
息切れ
倦怠感
皮膚の乾燥
秋口に寝込む |
|
|
|
|
|
梅雨から食欲が低下する人の養生 |
湿度が高くなり胃腸の調子が崩れると、水分の排出が悪くなり、体内に余分な体液が停滞するため体がだるく疲れやすくなります。汗をかきにくく口の中がねばっこくなったり、足がむくんだりします。また冷たいもののとりすぎ→脾の機能の低下→体内の水分停滞→水分が熱を吸収→熱いので冷たいものがほしくなる、という悪循環に陥りやすいので注意が必要です。
◇ツボ
胃腸の働きを高める足三里と公孫を刺激して、
食欲を回復しましょう。 |
|
◇オススメの食材
元気をつけようと肉類をたくさん食べすぎると、脾に負担をかけるので逆効果。消化のよい食事を心がけ、あずきやとうがん、すいか、はと麦、白菜、とうもろこしなど、余分な水分の排出を助ける食材を利用しましょう。
秋に疲れが出る人の養生 |
毎年、夏の終わりから秋口に体調を崩して寝込んでしまうような人は、夏の間のがんばりすぎが原因。皮膚が乾燥して、手足がほてり、のどが乾きます。また、息切れや強い倦怠感があります。夏の間、元気なときこそ、しっかりとした対処が重要。体に熱をため込まないように注意して気の消耗を防ぎましょう。汗をかいたらこまめに水分を補給し、栄養をたっぷりとって元気をつけることが大切です。
◇ツボ
合谷のツボを押して、気を補いましょう。
また、復溜を刺激して体の熱を冷ましましょう。 |
|
◇オススメの食材
気を補う作用のある、うるち米、山芋、しいたけ、じゃがいも、なつめ、豚肉や熱を冷ます作用のある、すいか、はちみつなどの食材を選びましょう。
|